３巻の表紙は、踊る都。
夢のような淡い水彩。
着せ替え人形を思わせる
うすいピンク色の髪。
都は、細長い手足を持ち上げ
大きな目でこっちを見つめている。
予感の音がふくれあがる。
３巻は、２１話から３１話まで
洋舞祭りのクライマックスから
生川バレエスクールに乗り込むまで。
都をきっかけにバレエを始めた潤平だったが
洋舞祭りでは、るおうの力が強すぎて
潤平ｖｓるおうで、とんでもない舞台になる。
洋舞祭りでは酷評され、潤平は
五代バレエスタジオのため生川に乗り込む。
るおうも巻き込んでの討ち入りだ。
２１話は、バレエ本番でのアドリブ
潤平が筋書きを無視して暴走。
死んだはずなのに、
勝手に起き上がって逆襲してくる。
共演者はたまったもんじゃない。
２２話は、クライマックス
るおうは驚異的なアドリブで対応し
もういちど王子を殺す。
納得できない潤平は再び復活。
かわいそうなるおう。
ステージが異常なクライマックスを見せる。
２３話は、酷評「バレエではない」
女王、生川綾子の登場。
潤平たちのパフォーマンスを酷評する。
るおうはMVPを逃した。
教室のママたちはショックを受ける。
ボスママが主導となって、
子どもたちを辞めさせることを宣言する。
２４話は、潤平の謝罪
子どもたちが教室を辞めると聞き
潤平は、お母さんたちに謝罪にいく。
ボスママにとっては、
生川に酷評されたことが決定的だったらしい。
潤平は生川へ向かって走る。
２５話は、討ち入り
潤平はるおうを巻き込んで生川へ向かう。
生川のサマースクールに参加し、
綾子に実力を認めさせてママたちを説得し、
教室に子どもたちを取り戻す。
ありえない作戦だ。
２６話は、生ピアノのバレエ
潤平たちはあっさりと参加を許された。
はじめて生ピアノで踊り、潤平は高揚する。
しかし「音とズレてる」という理由で
最後尾へ移動させられる。
るおうも、うつむいていて集中してない
と最後尾へ。
２７話は、「音を合わす」コツ
潤平の挑発にのって
るおうはレッスンに集中する。
あっという間に最前列へカムバック。
クラスでいちばん上手いやつの位置だ。
潤平のほうは「音を合わす」コツをやっとつかむが･･･
２８話は、バレエの根本にあるもの
「音を合わす」コツを会得したが
潤平は納得いかない。
ピアニストの妻村さんに
他クラスのレッスンを見せられ、
コツの向こう側にあるものを指摘される。
バレエに対する根本的な姿勢が、それだ。
２９話は、潤平の成長
るおうとの会話から、潤平は
バレエの根本に対する甘さを自覚した。
するとレッスンが上手く回り始める。
再度、見にいったバレエ公演は素晴らしかった。
潤平が成長し、すごさが分かるようになったのだ。
３０話は、潤平の葛藤
潤平は驚いている。
生川で「スペシャル・スチューデント」になりたい。
そんな気持ちがわいたことに戸惑っている。
その気がないならサマースクールくんな、
と大和から挑発され、ケンカが始まる。
３１話は、ピルエット対決
大和たちとのケンカは
バレエで決着をつけることになった。
ピルエットでたくさん拍手をもらったほうが勝ち。
潤平はもう派手な回り方ができなくなっている。
バレエに対する意識が。成長してしまったからだ
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