スピリッツ ネタバレ バレエ

#ダンス・ダンス・ダンスール#ネタバレ#21巻#182話

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ハッピーボーイからセンシティブボーイへ

潤平たちはローザンヌ・コンクールの発表を見守る。
同じ教室のアンドリューがエントリーしているのだ。
アンドリューはぶじ予選を通過。
仲間たちがどよめく。

コッペリアでの相方、南米美女のベアトリスも高揚している。
同じようにローザンヌに挑戦したいのだ。
ベアトリスは15歳。
やってみる価値はある。

ベアトリスの妄想はひろがる。
ローザンヌにでてロイヤルにはいって、
潤平もロイヤルに入っていっしょにまたパ・ド・ドゥを踊る。
最高じゃない。

潤平は乗り気になれない。
現実に追われている。
潤平はもう18歳。
ダンサーとして生きていくためにすべきことがたくさんある。
ローザンヌ・コンクール挑戦はリスクの割に見返りが少ない。

足にマグネシウムオイル(流行ってるのか?)を塗りながら、
潤平はダンサーとして一番可能性のある道筋を検討する。
ローザンヌはナシだ。

ブランコからマイムについて厳しい指摘

とにかく今は『コッペリア』だ。
潤平は主役のフランツをやるのだ。
稽古に忙しい。
仲間たちから潤平の評価は高い。
しかしブランコからは厳しい指摘が入った。
マイムがだめだという。

日本人がいかにも演技をしている感がつらい

日本人はふだんの生活で身振り手振りがすくない。
欧米人のように日常の動きの延長上でマイムを行うことがむずかしい。
解決方法はないのか?

ブランコからの指示はこうだ。

もっと!
女として
触れ・・・!!
愛せ・・・!!!

いやどうせいっちゅうんや。
潤平には不可能である。
思わず素で答える潤平。
「・・・ほ、他に・・・愛する少女がいるのです・・・」
素直すぎる返答にブランコがキレる。

映画オーディションでるおう母との出会い

叱られているさなかゲイリーから連絡が入る。
映画のオーディションの誘いだ。
「アジア系で踊れる男子」を探しているという。
ブランコは応募を後押しする。
コッペリアのマイムのために根本的な演技力を身につける必要がある。

会場へ向かう車の中で潤平は考える。
欧米人は普段から動きが大げさだからそのまま自然にマイムにつなげやすい。
自分は顔が東洋人だというだけでまず不自然だ。
どうにか演技力を身に着けて乗り越えたい。

オーディション会場は険悪な雰囲気である。
緊張する潤平の背後から女優が声をかけてきた。
女優オーラ全開。
「巻き込まれたいっ」
思わず見惚れる潤平。

オーディションではこの女性の息子役を探している。
コーカソイド(ヨーロッパ・アラブ系)に見えたその女優は
サングラスをはずすとアジア系にも見える。
というか眼差しに見覚えがある。

女優は自己紹介した。

よろしくね”潤平くん”。
わたしはMAZURU

・・・MAZURU→真鶴
目の前にいるのはるおうの母、真鶴である。

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ダンスダンスダンスール21巻の発売日は9月10日

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