スピリッツ ネタバレ バレエ

ダンス・ダンス・ダンスール#ネタバレ#23巻#204話#最新話

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ベアトリスを教え始めたブランコ

ブランコが激怒している。
ベアトリスに対して厳しい指導をはじめたのだ。
厳しいというか、ブチギレている。
ベアトリスは従順だ。
ブランコに腹を立てながらも、言われた通り基礎練をこなしている。
潤平とのパドドゥは飛躍的に良くなっているのだ。

順調な潤平たちを見ながら、兵ちゃんは複雑な気持ちだ。
兵ちゃんは、取材の手伝いで潤平たちを撮影している。
バレエをつうじた仲間なんだけど、外部の人間だ。
るおうからの拒絶の言葉を、兵ちゃんは思い出してしまう。
「お前ごときがっ・・・バレエがわかるわけがっ・・・ないだろっ・・・!!」
バレエ以前に、人間として拒否されている気がする。

るおうは改心か

いっぽうワガノワに帰ったるおう。
校長と面談中だ。
エウゲーニー校長はおお喜びしている。
るおうがすばらしい舞台を見せたたからだ。

この前(人形の精)の公演の時のでくの坊のお前はどこに行った?

『人形の精』収録『キーロフクラシックス スターの共演』

るおうは不調の理由を説明する。
「そのころはすっごい美しい悪い女性にたぶらかされていたので」
悪い女性のことを思い出して、るおうは涙を落とす。
うまい。
るおうを応援したくなるではないか。
校長はるおうを励ます。
このあたりのやり口は母親似な気がする。

るおうのローザンヌ参戦は不可能か

しかし校長への説得は失敗した。
ワガノワバレエスクールからローザンヌコンクールに出場することはありえない。
出る意味がない。
ワガノワからマリインスキーに入るのがエリートコース。
それ以外は三流だ。
るおうもそういう価値観をもっている。
例えば日本のバレエ団にはいるなんてクソだ。

千鶴さんに相談

るおうはとにかくローザンヌに出たい。
バレエがどうとかより潤平に勝って決着をつけたい。
日本の千鶴さんに電話して相談。

ワガノワを辞めて千鶴のバレエスクールに所属してからローザンヌに出る。
なりふりかまわない。
あまりに馬鹿らしい行動だが千鶴は了承してくれた。

あの人の刷り込みから一旦はずれてみたほうがいい

それが理由だ。
「あの人」とは、母親かおばあさまか。両方か。

るおうは根本的なところで病んでいる。
生まれた時から徹底的に否定されてきた。
天才だった母親と比較され、不足しているところばかり注意される。
母親も得体の知れない人間だ。
るおうのことを見ているのか、
自分のことしか考えていないのか、まったくの謎だ。

ニューヨークで真鶴に会って
るおうは精神的に大揺れしているのだ。
「最高だった!」
真鶴からの全肯定である。
いままで無視していたくせに。
るおうをほったらかして何の連絡もなかったくせに。
こんな言葉を素直に信じることなどできない。

るおうには信じたい気持ちがある。
幼い頃から聞きたかった言葉だ。
レッスンの最中にるおうは素に戻ってしまう。
レッスン室で泣きはじめた。

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