スピリッツ ネタバレ バレエ漫画

【ダンス・ダンスダンスール ネタバレ】2巻9話

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第8幕はこちら

「友達になれないタイプだっ・・・!!!」

目の前で都をさらわれた。

そしてどうみても自分の方が

王子役にふさわしいと主張している。

るおうの指摘は厳しい。

腹が立つ。

潤平は背が低い、王子のオーラもないだと?

しかし千鶴先生の配役は変わらない。

王子役は潤平、悪魔(ロットバルト)役はるおう。

納得できないるおうが見る前で、ふたりはレッスンを始めた。

「俺が・・・都を抱く、係・・・!!!」

潤平は緊張する。

目の前に都の腰がある。

肩から背中、腰、尻、脚。

必死でサポートする潤平のひざは曲がっている。

鏡に映る姿が見苦しい。

潤平は愕然とする。

「猿やっ・・・」「さっきと全然違うじゃん・・・!!!」

るおうの意見は正しい。

バレエの訓練ができているものからみると

潤平はまったく動けていない。

千鶴先生にあちらを直され、こちらを直され、

励まされたり、ほめられたりしながらぎこちなく踊っている。

本当にうまいからほめているのでなく、

潤平を直すための手段としておだてていた。

いちど美しい動きを見てしまうと、

はっきりと今の状態が認識された。

自分はまだまだだ。

ちくしょう。

告白タイムか?

肩を落として帰る潤平を都が追ってきた。

ならんで歩きながら話したいことがある。

るおうと潤平は真逆だ。

るおうは人と接するのが苦手だけど

潤平は人気者で、いつもにぎやかに笑っている。

都:「・・・そういうの、いいなーって、思ってて・・・」

体も良く動く。

都:「そしたら540跳んじゃうし」

やはり都は潤平を好きなのか?

その気持ちを伝えたいのか?

告白されてるのかと気持ちが高まる。

都:「『るおう』とも仲良く・・・

切磋琢磨できる仲間になるんじゃないかって・・・!!!」

 

 

潤平:「るおうが好きなの?」

都の顔はまっかになる。

感情があふれている。

がっかりである。

るおうを好きだったのだ。

そしてるおうのために自分へ声をかけてきたのだ。

自分はバレエがうまいわけではなかった。

潤平は都を置き去りにする。

踏切の遮断機をくぐって、電車の向こうに行ってしまった。

 

都わるいわ。

 

でも中学生の告白タイムを味わえるのは美味しい。

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