4巻の表紙は、二人で踊る潤平と都
表情がずいぶんと大人っぽい。
余裕しゃくしゃくのカップルに見える。
マンガの中では、潤平も都も
恋にバレエに必死でういういしいのに。
世間のかっこいいカップルも
内実はオタオタしまくりだったのかもしれない。
4巻は、32話から42話まで
生川サマースクールでの潤平の日々。
男子どうしの競い合いと
ついにはじまった都との恋愛。
バレエを中心に、青春気分をたっぷりと味わえる。
32話は、るおうの対決
男子クラスで勃発したピルエット対決で
るおうが驚愕のジャンプを見せる。
潤平からの絶対の信頼に
みごとに応えてみせた。
るおうも潤平しか相手にしていない。
33話は、男子クラスの友情
決闘後の仲直り。
男子クラスのメンバーで
ラーメンを食いに行き、
夜の公園で腹ごなしの練習。
将来の夢を叫んだりする。
34話は、新キャラ夏姫登場
女子クラスとのパドドゥの練習がはじまる。
るおうは都と組む。
ふたりの「幼なじみ初恋感」にたじろぐ潤平。
潤平の相手は夏姫。
団の代表、生川綾子の娘だ。
35話は、潤平の苦闘
夏姫との練習はうまくいかない。
イライラと潤平に当たり散らしてくる。
るおう・都ペアとは大違いだ。
都を絶対的に信頼するるおうへ
海咲の腹黒い工作がはじまる。
36話は、「パリの炎」
潤平は夏姫を観察し、
パドドゥ上達方法を模索する。
無難にまとめようとする
潤平に対し、夏姫が怒り
ふたりは難度高「パリの炎」に挑んでしまう。
37話は、海咲の陰謀
「パリの炎」ごっこで味わった感覚が
あまりに衝撃的で、潤平は忘れられない。
いっぽうで海咲にはめられて
潤平と都の関係が進展する。
海咲はそれとなく、るおうを
その場へ引率するのだ。
38話は、キス
海咲の手配で、潤平と都はふたりきり。
どきどきの時間を過ごす。
ふたりの顔が交互に描かれ、
アップで描かれ感情の高まりが
どうしようもなく感染する。
39話は、るおうの孤独
るおうは怒っている。
悲しんでもいる。
都と潤平がキスしているのを見た。
自分の母と弟がキスしている画像も
海咲に見せられた。
綾子からは、自分の受けた
バレエのメソッドを拒否された。
40話は、
るおうはレッスン途中で帰ってしまった。
潤平のほうは綾子から呼び出され、
「スペシャル・スチューデント」を
条件提示される。
41話は
綾子の条件は、五代をやめること
そして生川バレエ団に就職すること。
両方に通うことはできない。
海咲が陰謀の仕上げにかかる。
「スペシャル・スチューデント」を
辞退するのが筋やないか?と
プレッシャーをかけてきた。
42話は
生川と五代、どちらをとるべきか
潤平は悩ましい。
本当は全部ほしいのだ。
奨学金も五代でのレッスンも
都だって譲れない。