「 月別アーカイブ：2018年12月 」 一覧

兵藤のタンゴ 兵藤が帰ってきた。 めちゃくちゃ怒っている。 顔が怖い。 たたらの胸ぐらを掴んで 「返せ」とにらむ。 燕尾服を取り返し、 しずくを取り返してフロアへ向かう。 すさまじい気迫でタンゴを踊り ...

替え玉出場で競技ダンス たたらは三笠宮杯に出場している。 日本一の大きな大会だ。 いきなり初舞台。 仙石に強要された。 「兵藤のかわりにしずくと踊ってこい」 兵藤の燕尾服を着せられ 髪をワックスで固め ...

はじめの一歩、ワルツを習得 たたらはついにワルツを覚えた。 みんなめっちゃ褒めてくれる。 番場も仁保も、たまきさんも。 教室総出でお祝いムードだ。 抱きしめて、紙吹雪をまいて タンバリン鳴らして喜んで ...

潤平と兵ちゃんが大好きなバンド 潤平と兵ちゃんは趣味が合う。 サッカー部の部室で ふたりは「ロイヤルブラッド」ごっこをする。 兵ちゃんのエアドラムに潤平のエアベース。 「しかしカッコイイなーっ」 「ぜ ...

ボウズ頭のポルーニン 潤平が頭を丸めて現れたとき 千鶴は言い叫んだ。 「ボウズ頭の王子がどこにいるーっっ」 「ポルーニンだけよっ」 「ゆるされるのはっっ」 ２巻１５話へ ポルーニンはどんなバレエダンサ ...

１巻表紙は、踊る潤平 必死の表情。 短髪で男らしい。 左手がバレエのかたちで こちらに大きく差し出される。 裏表紙は、ジャンプする両足。 マンガのように理想的な足。 １巻は、潤平がバレエを習いはじめる ...

響は「オーロラ姫」を辞退した。 レッスン途中で出て行ってしまった。 劣等感のせいだ。 「その顔であのバレエの衣装着て 舞台に立つなよ」「恥ずかしい！」 子どもの頃からさんざんな言われようをしてきた。 ...

２巻の表紙は、見つめるるおう るおうは、バレエの国の住人だ。 ロシア人と日本人のハーフ。 指が長い。 手足も長い。 髪も皮膚も色素が少なくて 透き通るように美しい。 内面には繊細さと気難しさを抱えてい ...

バレエ発表会は学芸会か？ 発表会のリハーサル当日。 潤平はおおきな違和感を感じる。 こんなのかっこ悪い。 素直な気持ちである。 そして遠慮なく口に出してしまうたちだ。 「つっまんねー話」 バレエのあら ...

３巻あらすじへ クライマックス 潤平は、またもや立ち上がる。 「･･･まだっ、納得でき」 るおうはバレエを崩さない。 自分は舞台をまっとうする。 美しく踊ってMVPをとる。 そしてコンクールを受けて海 ...