バレエのギャグ漫画
いやひどいマンガである。
lineマンガのコメント欄が荒れている。
「バレエをなめんな」と。
まぁしかし別のバレエマンガを読んだあと
息抜きに読んだらいいと思う。
楽しい。
むかし読んだ「すごいよマサルさん」
に近い雰囲気を感じる。
高校生たちが、得体のしれない部活にはいって
訳のわからんギャグにまみれていく。
「マサルさん」も格闘技がめっちゃ強かった。
「マサルさん」の「セクシーコマンドー」が
バレエに置き換わって話がすすむイメージだろうか?
第1話はダジャレ
物語はダジャレではじまる。
「バレー部」と「バレエ部」を間違えて
あつまった3人の高校生が
「バレヱ部」を創設する。
これだけ。
くだらなすぎるぜ。
登場人物
主人公は梨鈴(リリ)は高校1年生。
高校でもバレーボール部に入ろうと
新入生説明会を訪れる。
説明会場ではなぜか美しい男子が踊っている。
まるで絵本でみた王子のように現実離れしている。
ボケ役の宝生(ほうしょう)である。
ツッコミ役の男子が入ってくる。
宝生の幼なじみの桔平(きっぺい)だ。
バレエを辞めてバレーボール部に入ろうと
やってきたのだ。
バレヱ(旧字)部の創設
集まったのはこの3人だけだ。
ボケ役の宝生はあっさりと
問題を解決した。
「バレー部」の上からマジックで加筆し
「バレヱ部」設立を宣言する。
「バレエ部」ですらない。
桔平は抗議する。
バレエなどもう辞めるつもりだった。
小柄なのがコンプレックスなのだ。
現在、身長160センチ。
バレーボールをやって背を伸ばしたい。
踊りが梨鈴を説得
梨鈴はこっそり逃げようとする。
くだらない。
ややこしい。
だが誤ってCDプレイヤーを鳴らしてしまう。
曲は『ロミオとジュリエット』。
ロシアの作曲家プロコフィエフが作った
バレエ音楽である。
音楽に反応して宝生も桔平も踊りだす。
そういう体質なのだ。
ふたりはロミオとなって
バルコニーの上にいるジュリエットへ手を差し伸べる。
「しなやかな愛情に満ちたロミオ」と
「きびきびとして躍動感に溢れるロミオ」
まっすぐなまなざしにつらぬかれて
梨鈴はジュリエットになりきった。
ふたりの愛に思わず答えてしまう。
「入部します」
「バレヱ部」メンバー確保の完了である。