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【ダンス・ダンス・ダンスール ネタバレ】14巻121話コンテンポラリーはじまる

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潤平は『眠り』のオーディションに負けた。
次はYAGPニューヨーク本選に出る。
本選ではコンテンポラリー(現代もの)を踊ることになる。
バレエのコンテンポラリーなんて
わけわからんものの代表だ。

得体のしれないアーティストが
ちんぷんかんぷんの解説付きで
舞台の上でごにょごにょやってるやつ。
古典のいちばん正統にある『眠り』とは
正反対のジャンルに思える。

生川のコンテンポラリー・クラス

なぜか寿がコンテンポラリー・クラスを受けに来ている。
わざわざ横浜からだ。
もしかしたらYAGP本選に呼ばれるかもしれない。
寿はあくまでも前向きだ。
ニューヨーク行きの可能性は0じゃない。

それでも、古典で王子を踊るより
コンテのほうが可能性はある。
短足とキャラを生かした
オリジナルな振り付けがはまれば
面白いものができるかもしれない。
すごい福耳だしな。
ディズニーの「ダンボ」のように
意外なところで才能を発揮するかもしれない。

寿はあきらめない。
万が一本選に呼ばれた時は
コンテのリヒャルト先生に振り付けてもらえるよう
今のうちからコンテのレッスンを受けておくのだ。

しかし寿は金持ちだ。
コンテの場合、オリジナルの振付料は
50万円、そのレッスンが20万円だ。
本選に出たら何やかんやで200万円くらいは飛んでいく。
その程度平気で支払う気である。

9巻79話

潤平のコンテンポラリー

潤平は生川にコンクール費用を出してもらう。
振り付けも岩井先生にやってもらうつもりだ。
岩井先生はバレエ界で著名な振付師だ。
まともに依頼したらいくらかかるのか想像もつかない。

振り付けるかどうかは「授業を見てから決める」。
そういわれているが、潤平には自信がある。
はっきりと自分で宣言している。
表情も確信に満ち溢れている。

バレエをはじめたころとは別人のようだ。
中2で習い始めてまだ2年たっていないくせに
表情がまったく変わっている。
驚異的な急成長だ。

わけのわからんコンテンポラリーのレッスン

コンテのレッスンは当惑する。
体に叩き込まれたクラッシックな動きを禁じられたあげく
抽象的な指示で動く。
「ソフトクリームをつくるトキみたいに」
「新体操のリボン・・・あんな感じ」

音楽が変わる。
水滴が落ちる音だ。
「何を感じますか?」
「自分のまわりのエネルギー」
スピリチュアルな時間の始まりだ。
「目に見えることだけではない」
「そのエネルギーと繋がれたら、
自分たちの動きはどう変わる?」
知らんわ。

「わっかんないよっ・・・」
寿の心の叫びがこだまする。
コンテンポラリーをやらされるほぼ全員が思うことだ。
このあと即興が指示される。

インプロビゼーションなんてできるか

いま鳴っている音楽にあわせて自由に踊れ。
そんなこと言われても難しい。
正解はない。
いろいろトライしろ。
新しい自分を見つけろ。

やればやるほどドツボにはまる。
「ただただみだれたクラッシックになってしまう」
インプロビゼーションあるあるだ。
クラッシック・ピアノを習っていたって
即興演奏なんてできるようにならないし、
バレエならなおさら難しい。

ところが潤平はこういうのが得意なのだ。
いきいきと自由に動ける。
思い付きであたらしいアイディアを形にできる。
同じクラスにいると潤平の真似っこが始まってしまう。

他人を巻き込んで踊る、とか。
空調の音で踊る、とか。
自分から音を作り出して踊る、とか。
潤平の中に表現のかたまりのようなものがふくれあがる。

潤平はモモを叩き、
足を踏み鳴らして踊る。
前回カホンを叩いた時のイメージだ。
「追いつかねー」
「もうバレエなんてやめる」
と叫んだ時の感情だ。
たくさんのシーンが浮かび上がってきて
踊りながら止まれない。
気持ちがたかぶる。

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