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#厳男子#ムラサキ#ネタバレ#3巻#27話#ごきげんよう1

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マリンちゃんの威圧

生徒会のメンバーが校門であいさつしている。
あいさつ活動というよりは威嚇のようだ。
登校してくる生徒たちをチェックし、校門通過をみはっている。

生徒会長はマリンちゃんだ。
ムラサキを迎えて異常な雰囲気をただよわせている。
「ごきげんよう。一条さん」
ふつうの言葉なのに顔がこわい。
表情がない。

ムラサキは笑顔

ムラサキはマリンちゃんに笑顔をむける。
「ごきげんよう。マリンちゃん」
無言の威圧にどう対応するつもりか。

マリンちゃんは容赦しない。
不穏な気配をただよわせ、ムラサキを見つめる。
ただ事ではない様子に周囲に緊張がはしる。

学ラン野郎も参戦

生徒会メンバーの学ラン野郎がかたずをのむ。
「会長の気が乱れている・・・」
こいつはマリンとともに武道をならったらしい。
カラテ系の道場にいたのか。

学ラン野郎はムラサキを見下ろす。
「貴様がどれほどか」
体から殺気を発してムラサキをむかえる。

ダンスのマンガのはずなのに立ち会いがはじまってしまうのか。
わけがわからん。
あさ登校して教室に入るだけなのに、なぜ勝負しなければならない?

学ラン野郎の間合いに近づく

学ランは緊張感マックスだ。
「私の必殺の間合い」
身体の周囲に円をえがく。
「この中に入ればどうなるのか」
ムラサキが入ってきたら攻撃する。
「阿呆でも身体でわかる」

ムラサキはためらわない。
学ランのうしろに登校口がある。
脇をすりぬけるのか。

マリンちゃんの回想

学ランとムラサキの対決をマリンちゃんは見守る。
ムラサキは小学生の時からこういうやつだった。
・・・境界を超えてくる人間・・・
マリンちゃんはそれをガマンできず、ムラサキと立ち会いになった。

人には-
立ち入られたくないし
そもそも立ち入れない境界があるでしょう?
それを一条紫は無視しようとしてきた。
それが許しがたい。

マリンちゃんは敏感なタイプだった。
境界からの侵入を見逃さない。
そして侵入者をただちに攻撃する。

小学生のマリンちゃんはチェーンソーをだして荒れ狂った。
お隣から庭木が伸びてきたのを切り落とすためだ。
尋常でないマリンちゃんの表情に、マリン母が絶叫する。

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