#ダンス・ダンス・ダンスール#ネタバレ#２０巻#１７７話

更新日：2021年4月29日

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潤平のの帰国

潤平は生川バレエ学校の校門から綾子先生に呼びかけている。
帰国しているのだ。
毎日、綾子先生に謝罪にうかがっている。
中にいれてもらえない。
まあ、しかたない。

日課の謝罪を終えると潤平チームはファミレスに集合。
自然発生的なミーティングだ。
潤平の帰国は一時的なもの。すぐにアメリカへ戻る。
ビザが出たらブランコのところでレッスンがある。
その間にすべきことがたくさんある。

日本でまずは謝罪めぐり。
ひととおり土下座してまわった。
文字通りの平謝りだ。
岩井先生から銀也さん、中村先生。
先生方は許してくれている。

中村先生はあいかわらず親切だ。
帰国中のレッスンを心配してくれる。
潤平はジークンドー道場を借りてレッスンしているのだ。
「お邪魔していいならみてやろうか？」と中村先生。
いい人すぎる。

夏姫へ告白

潤平のミッションはまだまだある。
夏姫への告白だ。
さっそく夏姫をよびだしてお礼を言う。
ニューヨークで本番前のパニックに落ちたとき
夏姫が助けてくれたのだ。
ジゼルになりきって潤平をアルブレヒトに引き入れてくれた。

夏姫は真っ直ぐだ。
潤平のプレゼントを素直に喜んでくれる。
しかし潤平の告白に対して的確にツッコミを返してきた。
「何言ってんの・・・」「彼女いるくせに」
おっしゃるとおりだ。
黒島が巡業先まで来てたじゃないか。
なぜか泣きはじめた夏姫へ、潤平は距離をつめる。
「都ちゃん」
それもあった。
潤平は都のこと好きじゃねーか。

夏姫は潤平のアプローチをかわした。
「次に会った時、まだ私のこと好きだったらまた告白して」
宿題である。
綾子先生だけでなく、夏姫にもお百度を踏まないかんのか？
ハードルが高すぎる。

帰宅したあとも潤平は納得がいかない。
夏姫は自分のことが好きではないのか？
いや俺をすきなはず。
過去の記憶を検索して潤平は確認する。
夏姫の方で、潤平を審査して結果が不可だったのか？
あれやこれやがありすぎて交際相手として失格したのか？
ようするにフラれたのか。