ベアトリスの何がダメなのか？
ブランコの豹変にレッスン場が凍りつく。
いままでそんな否定をしたことがなかった。
むしろブランコはベアトリスを褒めていたんじゃないか。
理由は、ワガノワ公演を見たことだ。
すばらしかった。
負けるわけにはいかない。
ブランコからダメ出しの内容
ブランコのダメだしは率直だ。
表現することへの貪欲さがない
なんというか全否定だ。
ベアトリスは恵まれている。
美人で、才能があって、スタイルもいい。
だから表現が軽い。
そんなんどうしようもないんじゃないか。
『コッペリア』のスワニルダ役だって、
そんなにキャラの深みとかが必要になるような気がしないが。
反論するベアトリスにブランコが近づいて手をとる。
マンツーマンレッスンを始めるのだ。
ベアトリスとパドドゥを踊り始めた。
ブランコとベアトリスのパドドゥ
ブランコの踊るフランツは潤平と全く違う。
濃厚だ。
ブランコはベアトリスと視線を合わせまくる。
あまりの近さにベアトリスが頬を染める。
見ている潤平は、夏姫との会話を思い出してしまう。
こちらを見る目線だけで愛していることが伝わる。
映画『ピアノレッスン』を思い出させる濃厚な表現だ。
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』が見られるのは、
Disney+ (ディズニープラス)
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