バレエ漫画

【バレエ・リュス ー ニジンスキーとディアギレフ ネタバレ】第1話

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バレエ・リュスとは、パリを中心に
20世紀初頭に20年だけ活動したバレエ団。

今から100年前にロシアのバレエが
ヨーロッパでスキャンダルを巻き起こした。

それは最先端のアーティストが参加した一大ムーブメント。
もはや神話のような現象だった。

振り付けは、
フォーキン、
ニジンスキー、
マシーン、
バランシン。

音楽は、
ストラヴィンスキー、
ドビュッシー、
R.シュトラウス、
サティー。

衣装・美術は、
マティス、
ピカソ、
ブラック、
ユトリロ、
ローランサン、
ミロ、
シャネル

ため息の出るようなメンバーである。
その中心にいたのがディアギレフだ。

『バレエ・リュス』はバレエ・リュスの創始者
ディアギレフを描いた漫画である。

ディアギレフの死

物語はディアギレフの死から始まる。

彼の最期をみとったミシアと
駆けつけて葬式を出したシャネルが
海辺でディアギレフの回想をはじめる。

砂浜で遊ぶ人々を眺めながら
日陰でひじをついて
女ふたりでディアギレフの思い出を語り合う。

ミシアとディアギレフの出会い

ミシア・セールはパリ社交界のパトロネス。
たくさんの画家や音楽家、文学者を支援した。

ディアギレフと出会ったのは1908年。
オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』の公演のときだった。

実在したロシア皇帝ボリス・ゴドゥノフの物語。
きらびやかな舞台と、シャリアピンの歌唱。
ムソルグスキー作曲の圧倒的な音楽に
ミシアは夢中になった。

ディアギレフとミシアは意気投合する。
紹介されたその夜に一晩中語り明かし、
それでも足りず昼食の約束をした。

ココ・シャネルとバレエ・リュス

ココがミシアに出会ったのは1912年。
ディアギレフがバレエ『バラの精』を引っ提げて
パリ公演に来た時だった。

バレエのパンフレットに
ココは大きな広告を出したのだ。
デザイナーの第一歩として
ココは帽子屋をはじめていた。

ココは『バラの精』を見に行き
ミシアと接触する。
そしてはじめてニジンスキーを見た。

ニジンスキーの『バラの精』

ニジンスキーの踊りはパリの人々に衝撃を与えた。

たくましい肉体なのに中性的な妖しさがある。
写真を見るとニジンスキーは足が太い。
肩もあごも指も骨っぽい。
それなのに体全体からは色っぽさが立ち上る。

薔薇の精になったニジンスキー

ニジンスキーは信じられないくらいジャンプする。
「跳んだまま戻ってこなくて
客が忘れたころに降りてきた」
見ているものが錯覚するほど
ジャンプが高く滞空時間が長かった。

本当にバラの精となって
窓から飛び去ったようだった。

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