スピリッツ ネタバレ バレエ漫画

【ダンス・ダンス・ダンスール ネタバレ】14巻120話

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『眠り』の主演が決まった。
海咲と響きが主役に抜擢である。
響との組み合わせで、伸びしろを期待されている。

終わってみれば順当な結果

テレビクルーが生川のメンバーを
それぞれインタビューして回る。

チャコットのレオタードと響

話を聞いていると今回の結果が納得される。
『眠り』の主役に必要なものを出せるのは
やはり「勇気・美花」「海咲・響」ペアだ。
「潤平・夏姫」では力不足。

ようするにふたりとも子供っぽい。
『ロミオとジュリエット』ならいいが
『眠りの森の美女』はあり得ない。

そして潤平も夏姫もYAGP本選に選ばれている。
コンクールの準備をしなければならない。

それでもやっぱり悔しい

潤平は相変わらず無邪気だ。
テレビカメラが回っている前で
主役がケガしちゃったらラッキー、
公演にも出られちゃう、と言ってしまう。

「どっちも頑張ろうぜ夏姫」
能天気に笑っているが、心中はくやしい。
自分が一番に選ばれなかった。
客観的にナシと判断されたことに変わりない。

気持ちがもやもやする。
潤平は帰り道のガード下で
ストリートミュージシャンを聴いている。
誰も聞いていないのにカホンを叩くおっさんだ。

おっさんは自分と同じだ。
好きで叩いているだけで
何の評価もされない。
潤平はカホンを弾かせてもらう。

太鼓は心が躍る。
音が体に響いてシンプルに感情を引き出す。
弾いているうちに潤平の感情があふれ出す。
悔しい。
腹が立つ。

自分よりうまいやつがいっぱいいる。
海咲だけじゃない。
るおうだって幹太だって
潤平のはるか先を行っている。

バレエはすべて手順が決まっていて
段階的に階段を登っていかなければならない。
周りの奴らは果てしない階段のずっと上にいる。
まだ日本国内で、ただの学生で
舞台にのることすらできていない。

あれだけ練習したのに
いまだに下っ端のはじっこにいる。
我慢できない。
カホンを鳴らしながら潤平は高ぶる。

「追いつかねーっ・・・」
「・・・やめる!」
「バレエなんかやめる!!!」
「生川はもう行かねーっ!!」
「兵ちゃんとバンドやるっ・・・!!」

あらたな課題-コンテンポラリー

前夜ガード下で高ぶってしまったが
翌日はちゃんと生川に来ている。
潤平はバレエのレッスンを受けている。

「俺にはコンテがある・・・!!!」
潤平はYAGP本選に出る。
ニューヨークでコンテンポラリーを踊る。
そのため岩井先生に振り付けしてもらうのだ。

ところが素直に進みそうにもない。
岩井先生が条件を出してきた。
「お前に振り付けするかどうかはこのクラスを見て決める」
振り付けしてくれないとかあるのか?

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