#ダンス・ダンス・ダンスール#ネタバレ#１９巻#１６８話

更新日：2020年12月7日

オルガ先生の可愛さが破壊的

アルブレヒトの性格をいまいちつかめない潤平のために
ブランコはオルガ先生をあてがう。
オルガ先生に相手のジゼル役をつとめさせて
アルブレヒトを潤平に「降ろす」作戦だ。

おそろしい効果があった。
オルガ先生はめっちゃかわいい。
オルガ先生のジゼルに潤平は衝撃を受ける。
バンダ中村先生が熱狂的にファンになってしまった理由がわかる。

アルブレヒトを見つけてびっくりしたジゼルの表情。
近づいてくる潤平を見つめながら
たえきれずに視線をそらしてしまう恥じらい。

あごに手を添えられておずおずとアルブレヒトを見上げるジゼルに
潤平は心臓を掴まれる思いがする。
おもわず手順をすっとばして「愛の誓いのマイム」を出してしまった。

「俺もっ・・・・・・好き・・・！！！」
マイムだけでは気持ちがおさまらず、
言葉に出して宣言する。
オルガ先生やばい。
可愛すぎる。

もはや潤平はノリノリだ。
完全にジゼルを好きになっている。
この乗せられやすさが、いい方向に作用している。
もうジゼルから目を離せない。
恋に落ちてしまった。

目の前に「圧倒的に純真な少女」がいる。
本気の恋を感じている。
「ジゼルに対しては、はじめて女の子に触れたみたいにしびれちゃって」
自分の感情をブランコに伝える潤平。
「泣きたくなるような・・・心を、握られたみたいな・・・」

ブランコ言うところの「初めっからベタぼれタイプ」のアルブレヒトが誕生した。

ブランコが流れを説明する。
アルブレヒトには別の婚約者がいる。
ジゼルの前で婚約者へ愛を示さなければならない。

オルガ先生の表情が激変する。
目の前で起きていることが信じられない。
潤平の顔をつかんでのぞきこむ。
アルブレヒトは本気で自分を愛していたはずだったのに。

潤平は引きずり込まれる。
ジゼルを失って、涙を流す。
「何も恥ずかしくない、アルブレヒトは泣くんだ！」
ブランコは潤平をアルブレヒトのバリエーションへ押し出す。
「その気持のまま、ジゼルの墓のあるもりへ」

アルブレヒトはジゼルの気配を感じたくてこの森へ来ている。
精霊に取り憑かれながら、ジゼルが自分を助けようとしているのを感じる。
ブランコが音楽をかけ、潤平は踊りはじめた。

脱力した状態からのムダのない動きを見せる潤平。
「Good !」
こんどは感情がつかめているらしい。

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