ワンダンス#ネタバレ＃７巻#７６話＃最新話

雨の中で練習

ワンダさんは建物横でダンスの練習をしている。
市民体育館の外だろうか。
自分の姿をガラスに映しながら踊り続ける。
スマホが動かない。
雨がふって雷が落ちるのをながめ、ワンダさんはまた踊る。

バイト先についたワンダさんはびしょびしょだ。
コンビニの店長が慌てて着替えさせる。
ワンダさんは着替えながら遅くなった理由を説明する。
雨の音にあわせてダンス練習をしていたら時間をわすれてしまった。

あいかわらずのダンス馬鹿である。
タケダ店長は親か親戚みたいにワンダさんの世話を焼く。

タケダ店長のダンス

タケダ店長はワンダさんをほっておけない。
店長には娘がいる（いた）らしい。
一人暮らしの部屋には娘と奥さんの写真が飾ってある。
離婚か死別か？理由はわからないが
店長の家族は別れ別れになった。
ワンダさんは店長の娘と同じ年頃なのだろう。

タケダ店長はマイケル・ジャクソンのDVDを引っ張り出す。
昔は店長もダンスをしていたことがある。
マイケル・ジャクソンのコピーを練習した。
なつかしい。
店長にとって若かったころのきらきらした思い出だ。

久々に見るマイケルのダンスは良い。
DVDでみるとYou Tubeとぜんぜんちがう感じがする。
店長の脳裏にワンダさんのコメントがよみがえる。
（「この動画、音ズレてません？」）
音のタイミングの問題だろうか？
店長は原因を考えはじめる。

雷の音と光

マイケル・ジャクソンのダンスについて
店長の疑問にワンダさんがヒントをくれた。
音と光の関係だ。

ワンダさんは雷が怖くないという。
稲光から時間をカウントして距離を測るのがワンダさんの習慣になっている。
なにごともカウントしてしまうのはダンサーの性（さが）だろう。

光と音が同時だったらものすごく怖いですよね。

DVDとYou Tubeでダンスの印象が変わる理由は
音と動きのタイミングにありそうだ。

マイケルで踊るワンダさん

閉店後、タケダ店長はワンダさんを送る。
すっかり娘のような感覚である。
今からダンスの練習をするというワンダさんを
タケダ店長は本気で心配する。

ワンダさんは平気だ。
自分の練習方法を店長に説明したりしている。
ワンダさんの踊りを見てみたい・・・
店長にリクエストされてワンダさんは踊り始めた。

曲はマイケル・ジャクソンのアンブレイカブルだ。

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