マガジン 社交ダンス

#ボールルームへようこそ#ネタバレ#11巻#51話

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話が進まない

3ヶ月ぶりの掲載だ。
いまだに都民大会決勝がつづいている。
もう、さきに言ってしまう。
まだ優勝は決まらない。
踊り終えるだけだ。
もどかしい。

しかし情報量が多い。
ストーリーだけなら単純。
「都民大会決勝を踊り終えた」

コマの中に膨大な情報がある

しかしこのあらすじの中にたくさんの情報がつまっている。
競技ダンスは、きれいな服を着てニコニコしているだけではないのだ。

たたらは汗をとばして踊る。
ダンスに集中した表情の中に、たたらの歴史がつまっている。
抱えこんだコンプレックスを克服してきた。
気持ちの通じない千夏と、戦いぬいてようやくたどり着いた境地がある。

釘宮もそうだ。
エリート家庭を逃れてダンスの道に入った。
それなのに生来もっている上昇志向から逃げられない。
周囲からの期待がおもい。
自分のプライドがつらい。

交通事故の後遺症で釘宮の身体は思うように動かない。
理想とは、ほどとおい人生。
思うように踊れない苦しみ。
井戸川さんのリーダーシップでようやく流れを保っている。

ひとコマひとコマのなかに今までの人生が反映される。
必死で積み重ねてきた過去をふまえて、目の前の現実にどう対面するか。
表情が、ただただせいいっぱいだ。

見る者たちの表情

観客たちだって抱えこんだものがある。
「た、たたらさ・・・」
真子は応援しようとしても大声が出ない。
声がちいさい。
そういう性格をかかえて苦労してきた。

まこは大好きなお兄ちゃんとうまくいかない。
たたらと踊ったことがきっかけで、
まこには道が見えかけてきている。

ふたごだって、釘宮と絡んできた過去がある。

審査員もおなじだ。
めいめいが競技ダンスに打ち込んだ過去をもっている。
全力でおどるたたらたちが、
審査員の今までの人生を問い直している。
必死で踊るダンサーたちの中から一組を選ばなければならない。
選ぶ基準になるのは審査員のダンス観だ。
フロアを見つめる表情に緊張がある。
このおっさんも、あのおばさんも
ダンスに打ち込んだ一時期があるのだ。
読んでいて妄想がひろがる。

結果発表は次回か

ようやく最後の回が修了。
釘宮は井戸川さんに手をひかれてフロアを出る。
釘宮はもう体の限界を超えている。
自分ですすめないのだ。

アナウンスが流れる。
「結果発表及び表彰式までしばらくおまちください」
優勝するのはどっちか?
たたら達ではないか。

釘宮の不調がしっかりと描写されていたし・・・。
本来の踊りができていない。
竹内先生の闘病経験が釘宮に反映されただけかもしれないが。

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