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#ボールルームへようこそ#ネタバレ#最新話#12巻#60話

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釘宮とスタジオ前で再会

たたらは寝室をでて練習スタジオにおりると釘宮がいた。
たたらがなかなか入ってこないので
釘宮は様子を見に、でてきたらしい。

「僕なんかがうろついていい場所じゃないですよね?」
「正直なところかえりたいくらいで」

釘宮の待っていたのは、たたらのこういう感情だろう。
ハイレベルな人たちを見たときの気おくれを、
自分と同じようにたたらも感じるだろう。
自分レベルの低さをかみしめて劣等感に悩むだろう。

圧倒的な実力差。
そもそもダンスに対する意識がちがう。
釘宮の顔はめっちゃ老けている。
まだ20歳そこそこの学生だろうに
中年の悲哀をただよわせている。
物言いはキツイけど釘宮はなぜか親切だ。

上のレベルに上がりたければ
Bres(ブレス)にいる人々から吸収するべきものがたくさんある。
「勝ちがある場所ってやつは風が違うんだってよ」
釘宮は練習スタジオのドアを開けて、
たたらの背中をおして中に入らせる。

スタジオでは一創ペアが踊っている。

釘宮が電車内で反省

釘宮はひとり電車で帰る。
さきほどスタジオで言われた言葉がひっかかっている。
初めてダンスをならった国枝先生(エダチュー先生)のことだ。
2年間あっていなかった。

電車内で本を読みながら
エダチュー先生と子供の頃に交わした会話を思い出している。
釘宮が読むのは「標準小児科学」。
医学の教科書っぽい。
釘宮は医学生だろうか。
都大会でたたらに負けて
完全にダンスから勉学へ切り替えるつもりかもしれない。
どこかで決着をつける必要がある。

たたらは一創と連絡先交換

翌朝たたらもBres(ブレス)から帰宅する。
一創が見送りにきてくれた。
あいかわらずナヨっている。
エリートはエリートなりに
いろいろ屈折した感情があるらしい。

それでも一創がたたらへ好感を持っていることは間違いない。
外まで見送りにきたのもわざわざだ。
二人はためらいがちに電話番号を交換する。
たたらは来週また鎌倉をたずねるつもりだ。

たたらは一創の言葉にすくわれた。
素直に目の手術を受け
仙台グランプリは欠場した。
無理をおして挑戦しても負ける可能性が高い。

精神的ショックでそのままダンスをやめることもありうる。
しかし精神的に追い詰められていると
視野が狭まって冷静な判断ができなくなる。
マリサ先生の言うとおりだ。
蔵内一創との出会いでたたらは救われた。

釘宮はエダチュー先生に再会

釘宮も過去に決着をつける。
エダチュー先生を訪問し
ヨーロッパ旅行に誘う。
パートナーの井戸川さんも一緒に。

「大学の単位に余裕があるんです」
というがたぶん嘘だ。
休学するんでないか。
「欧州へ船旅」なんて1ヶ月か2ヶ月はかかる。
お金ももちろんかかる。
それでもダンスへの思いに決着をつけるために必要なものだ。

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